9月24日(水)練習内容・連絡事項報告書 芦田 寛
【1. 練習内容】
(1)18:20から18:50
田中先生指導で発声練習。
・歌う声は足の指10本で支えて発する。
・あごを落とし、口を指3本入るまで開け、Lou Lou の発声をする。
音はアでもオでもウでもなく「あいまいな音」。
口は閉じない、だらしなく開けたまま。
・あごを落とし口を開けると、ラッパの開いた形と同様に、頭全体で鳴るようになる。
・音程はのどを意識せず足の指で操作する。音を保つのも足の指で。
(2)18:50から20:50
田中先生の気迫が込められた練習が続けられた。
Ⅰ. Heilig
・「1番に続き2番を歌い、3段目に戻って2番の歌詞で最後まで歌う。」と指示された。
・3段目 All machat, Wunder, Liebe それぞれの言葉の意味を明確に出す。
All はアではない、「Lou Lou発声での音」を出す。alles も同様に。
・Heilig, Heilig, Heilig なぜ3回続けるのか、コンマの意味は、自分の音にせよ。
・T2は、4段目最初のA♭音をハーモニーで捉えて、いい音を作れ。
・最後の Herr の和音をスポッとはめること。Hの音が聞こえるように発声する。
-rr 子音を響かせ、揃って切る。
・敬虔な祈りの曲である、一人違った声が混じると壊してしまうことになると警告された。
Ⅱ. Ständchen
・最初歌い始めたが途中で止められ、「自分の恋人に歌いかける歌」になっていないと。
何度か繰り返し歌った。
・「Gute Nacht !」 は、「おやすみネ!」。下3パートの Nacht! は、「Na・ch・t」
と3連譜で発して、パッと切る。
・最後の Mein Lieb、「Mein」の表現が問題。「私の恋人よ・・・」を何度も繰り返す
なかで、一人の表情を見て「顔の表情に出てきた」と言われた。お客に「なんと素晴らしい」
と感じさせる表現をせよ。
Ⅲ. 野ばら
・大人が歌うお話しとして表現する。
・Röslein は、「可愛いバラちゃん」を表現する。 Ö は指3本入る口を開け発声する。
・auf der Heiden 花屋のバラではなく、荒野のバラを表せ。
Heiden は3拍目に律動がある。
・war so ~では、jungそしてmorgen shönと 可愛い彼女の姿を表現する。
・vielen Freuden では、喜ぶ少年の姿を客観的に表現すること。
・最後の poco rit は、機械的に遅くする必要なし、自らの音楽性で歌えばよい。
最後のHeidenの n音では、口を閉じず子音を響かせる。
・最初にもどり2番、knabは「クナープ」でなく、鋭いkを発すること。
Sprach:の後の言葉は、「・・・」と話し手の言葉で表現する。
・2段目バラちゃんの言葉、「steche」は特別な音色にすべき言葉である。
ブスッと刺すのではない、小さなトゲで刺す。
・3番、wilde の ヴィーは、くちびるに歯を当てたまま発声する。
・brach, stach とも、bやsを鋭く発する。
Ⅳ. Sandmänchen
・この曲のテーマは「愛情」です。孫を寝かしつける祖父の姿が生きてくるように。
・1番と3番を歌うことにする。
・揺りかごを心でゆする。1拍目と3拍目でスイングする。
・最後の2分音符の –lein は、「ラー」を1拍・「アイン」を1拍。3連譜を意識して
アインと刻む。nは口を閉じないで子音を発声する。
【2. 連絡事項】
吉里幹事長からの諸連絡事項
①本日、定演チケット申し込み締め切り日。未だの方は、メールにて中山さんに至急送付のこと。
チケット配付は10月8日。
②団員総会(10月4日)開催案内及び9月13日開催の団総会承認後資料をメールでお送りした。
次の団員総会では、次期アルマ委員を審議いただく。資料は、メールにて、9月29日頃お送り
する予定。その前に、アルマ委員の方には、当該資料をお送りする。
③「合宿のしおり」をお送りした。予定に変更等が生じた方は、可及的速やかに吉里に連絡ください。
④「第16回ラ・フェニーチェ研究会」の案内。9月27日(土)14時30分開演・豊中市立
ローズ文化ホール(阪急電車庄内駅下車徒歩7分)アルマ団員では、的場、奥、吉里、森崎、
山下(恒)の各氏が独唱します。
【3.配付資料等】 なし
【4.出席者数】 T1 :8名、 T2: 15名、 B1 : 13名、 B2: 12名、 合計 48名
【5.次回10月1日(水)練習予定】
・上床指揮者による「オペラ合唱曲集」の練習。田中千都子先生によるディクションがある。
以上