平成27年8月19日練習内容報告書

                                  平成27年8月21日
             8月19日(水)練習内容・連絡事項報告書      
                                       林 茂紀 
【1.練習内容】
(1) 18:20~18:40 田中先生指導により立ち方、「Lou Lou」発声・呼吸の練習。
 ・これを毎日することが大事。そのために必要な筋肉が発達し、どの音もたやすくできるように
 なる。(できる条件が整った時にのみ、たやすくできる)
 ・ドレドレドレドレドレミレ・・「ミ」で顎の開け方が変わらぬように。音が高いと思わず、足
 指で支える。
 これを何度も練習した。どの音も、音程が正しく、レガートで出るまで。
 (この後「ドレミファソファミレドー」も入れて練習した)
(2)18:40~20:50 田中先生指導で「唱歌の四季」全曲の練習
「朧月夜」
 ・一回通し歌う。最後の「づきよ―」の「yoー」が「o」になっていない人が多いと指摘。「o」は
 喉で「オ」と言うのではなく、唇の内側の形を五百円玉大の「o」にすることで、その音が出る。
 顎を開けたまま頬の肉を前に突き出すとできる(何度も練習する)。各自家で鏡の前で確かめ練習
 すること。
 ・「おぼろづきよー」の練習。自分の声で周りの声を包んであげる。指揮者を見るのではなく周り
 の声を意識すること。ハモると自分の口に周りの声が飛び込んでくる、または自分の声が周りに吸
 い込まれていく。それがハモることの醍醐味。(椅子に座っていても、腰から上は立っている時と
 同じ状態をつくって歌う)
 ・P11「かわずーの」から歌う。(春の夜のすばらしさに感動して歌っているようにつくって遊ぶ、
 それが演奏)「ずー」がPPになっているのは、それが一番大事だから。そのように歌うこと。
 ・この間のピアノを聴く。この伴奏と一緒に進んでいくように歌うこと。
 ・(円弧状に位置を変えて)最初から歌う。円の中心の空間で音楽をつくるようにと。
 ・P9の「かわずーの」から練習。怪しいと気付いた音には印して、後でさらっておくこと。
 T2歌う。「か」「わ」「ず」口の形が変わる。ということは音程が変わる。自分の音程を聴いて
 下がらないようにする。
 ・T1T2歌う。音程が合いかけてきた。気分で歌うのではなく皆と一緒に作る。
 ・P11「かわずー」感動している時は子音が高まる。(違いを、言い方を変えて示された)
 ・最後は「オッ」と切るのではなく、消えていくこと。
「茶摘」
 ・一回通し歌う。
 ・P15「日和つづきの」から練習。4拍子の音楽「つー」「きょー」にビートがある。
 「のーきょー」ではおかしい。
 ・始めから歌う。「夏も近づく」あゝ「八十八夜」だと、喜びを知らせようとするなら大きくでは
 なく、小さくなったほうが気分が出る。小さく歌い出す(これは、一例。小さくすればいいっても
 のじゃない)。また「八十八夜」と言うのに、作り声で言ったら変。
 ・「野にも山にも若葉が」新鮮に。
 ・「摘めよ摘め摘め」って、赤いたすきをした娘さんたちに言ってるように歌う。「摘まねばなら
 ぬ」も命令ではない。笑顔の声で、「ありがとう」(あなた達のお陰で、日本のお茶が何百年と続
 いてきたという)が見えるように歌う。「摘め」の言い方(「め」を強く出したら変)。B系何度
 も練習。
 ・最後の「A―」は日本語の「ア」ではない。B2の練習(伴奏の中に音は鳴っている)
 smorz.は、「だんだん美しく消えていく」(松葉decresc.を書き込んでおく)。
「紅葉」
 ・一回通し歌う。最後はrit.は無い。rall.(ラレンタンド)。
 ・P18の1段目B1B2の「A―」は「ア」と言わない。口を開けて出した音が「A―」となるように。
 また音の動きを階段にしないで音楽にすること。「あゝきれい!」という音楽。音程に気を付けて
 T系の主旋律を高めるように歌うこと。
 ・「裾模様」美しさへの感動がちゃんと音として現れるように。(そのやり方は無限)
 ・2番「渓の流れに」を1番「秋の夕日に」と同じように歌ったらアホ。この情景への喜びが出る
 ように歌い出すこと。mpで書いてあることの意味を考えて。
 ・P19の3がPPで始まる意味を考えて。「弱く」ではない。「何てきれいなんだ」という歌の表情、
 心のあり方が示してある。B系は感動の「Aー」1拍3拍のビート感を出して、息で表情をつくる。
 ・T系「色様々に」の練習。喜びの表情をもっと強く出して歌うことでお客に伝わる。
 ・ここのcresc.はただ大きくするのでなく「喜びを伝えるcresc.」に。明るく。(B系 練習)
 ・P19のピアノ伴奏を聴いて、心のなかで歌う。ビート感をもって遅れず一緒に進むように。
 ・「織る錦」では、水の上の錦模様への感嘆を歌う。
 ・P22 B1は50小節3拍目の音符(D音)に印を付ける。
「雪」
 ・一回通し歌う。
 ・2拍子のリズムを意識して。1拍目の頭を勢いよく出して楽しく遊ぶ(特にB系 練習)。
 ・24小節からB2練習「枯木残らず花が咲く」1拍目のビートをちゃんと出して嬉しさを表現する。
 「花が咲く」の音程不確か(次回までの課題)。
 ・互いに顔を見て(または察知して)明るく、身体全体でリズムで遊ぶ。歌い合う喜びが合唱。
 指揮者を見てはダメ(縛られるから)。皆さんの演奏の責任を取る係が指揮者。
「夕焼小焼」
 ・一回通し歌う。P32の1段目「明るく!」P33の1段目「やさしい人たち」との指示あり。

【2.連絡事項】
*吉里幹事長からの諸連絡事項等 
・「第17回バッカスフェスタ【11月3日・伊丹Hで開催】」の参加数は、38名。
*最終、フェスタ当日の参加費精算となるので、今後の追加参加(欠席)も可能です。
・合宿【平成27年10月3日(土)・4日(日)】参加者調査を月内に行います。
・「第18回富士見高原詩のフォーラム」(アルマ17名参加)に関する情報が、アルマHPにアッ
プされていますのでご覧ください。
・団員総会【8月12日開催】での結論を、本日山下代表から、田中先生に伝えたところ、「篠田
先生と直接連絡を取り、アルマの編曲希望曲等を伝えてください。」との話があった。総会の時に
もお願いした通り、編曲してほしい曲・ジャンル等、希望を林技術委員長までお寄せ下さい。技術
委員会で、それらの希望等を勘案・検討の上、篠田先生にお伝えしたい。                
                                        
【3.配付資料等】
 なし
【4.出席者数】
 T1:10名、T2:11名、B1:10名、B2:12名、合計:43名

【5.次週 8月26日(水)練習予定】
 
 上床指揮者「草野心平の詩から」 特に3「金魚」5「さくら散る」を中心に
                                          以上