アルマ通信147号 【発行日2022年6月9日】

          【発行者:アルマ・マータ・クワイア(作成担当:吉里)】
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アルマ団員の皆様  アルマ通信第147号をお送りします。
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A.連絡事項 
1.アルマ練習について
1-1.6月11日(土)練習について 13:00~17:00/中央電気倶楽部
 前半:上床指揮者「ソネット集・第二」
 後半:太田指揮者「地平線のかなたへ」
 *前半練習終了後(15時頃)、団員総会が開催されます。
1-2.6月15日(水)練習について 18:50~20:50/中央電気倶楽部
 上床指揮者「ウィーンの森の物語」
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2.定演プログラム掲載原稿その3
 引き続き定演プログラム掲載原稿をお届けします。
今号は「表2(表紙裏)」に掲載する「代表挨拶」および「キーウの人々の安危はいかに ―アルマのウクライナ旅行で―」です。
ご 挨 拶
 本日は、アルマ・マータ・クワイア第59回定期演奏会にご来場いただき、誠にありがとうございます。
定期演奏会が開催できますのも、会場にお越しいただきました皆様をはじめ多くの関係者や家族のお蔭と心から感謝し厚くお礼申し上げます。
 一昨年来のコロナ禍のもと、高齢者の多い我が団も他の合唱団同様、一堂に会しての練習中止を余儀なくされました。
 でも戦後間もないアルマの創立時の熱き想いや、高度成長期に企業戦士となって団員が17名にまで減少した困難な時期を越えてきたアルマの歴史を振りかえる時、このままではいけない「歌を忘れたカナリアにはなるまい」と動き出しました。
 情報通信委員会を立ち上げ、オンライン回線を利用して合唱練習に適した機器やソフトを探し組み合わせるなど、試行錯誤を繰り返しながら練習継続を目指し、それに少なくない団員が参加し練習を続けてきました。
 やっと集合練習が再開できたのは昨年10月からでしたが、それ以降もオンライン練習を併用して、団員各人の体調や環境に合わせた練習を続けて参りました。
 コロナ禍以前は練習後の反省会で各自の人生を語り合い、家族を含めた団内音楽会を企画し、国内外の演奏旅行も実施していました。
「合唱だけでなく、人生の喜びを共有する」それがアルマだと私は思っています。
 コロナ禍のもとで、音楽・合唱は私達の人生に必要不可欠の文化であると改めて思い知りました。
 私達は、皆で声を合わせて歌った時の感動・高揚感を胸に抱いて、今後も歌い続けます。
 コロナ禍が続く中、情熱をもって練習に取り組んできた私たちの歌声をどうぞお聴きください。

 最後になりましたが、会場の皆様はじめ関係者の皆様のますますのご健勝を祈念いたします。
                 (アルマ・マータ・クワイア 代表 大澤 孝)
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キーウの人々の安危はいかに ―アルマのウクライナ旅行で―
 2002年晩夏から初秋にかけての2週間、アルマ団員とその家族など48人でモスクワ、サンクトペテルブルグ及びキエフ(キーウ)に音楽の旅をした。
 キーウでは、ウクライナ国立東洋西洋美術館で開かれた日本週間書道展オープニングセレモニーでの演奏の後、国立キエフ芸術大学オリガ教授から紹介された国立キエフ モヒラ アカデミー大学のPochaina Choir合唱団とそのOB・OG及び児童歌舞団Zernyatkoと交歓演奏会を行った。
 私たち一行がバスを降りて校門をくぐった途端、正面の校舎スピーカーからアルマ団歌“Oh! Alma Mater Choir, Hurray!”が流れ出した。
 交歓演奏会場に入ると、合唱団の皆さんが整列していて、一人ひとり私たちの肩を抱かんばかりにして歓迎してくださった。
 挨拶の後、可愛い民族衣装を着たZernyatkoの子どもたちの歌と踊りで幕が切って落とされ、次第に会場は合唱の坩堝と化した。
 その模様は語ればキリがないが、帰国してまとめた旅行文集では多くの人がキーウでの民族を超え、言葉を超えて心が通い合った体験を生涯忘れないものとして書き綴った。
 それにしてもあれから20年、Zernyatkoの子どもたちは30歳前後から40歳前後になっている。
 2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻に対し、ある人は祖国防衛のために銃をとり、ある人はわが子の手を引いて避難の旅を続けているのだろうか。
 あの時の心優しかった人々の安泰を祈るのみである。        (増 田  博)
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3.諸連絡事項(6/8練習時他)
3-1.団員総会【6月11日開催】議案に対する事前意見送信について (大澤代表)
 6月7日に送信した「団員総会招集通知」における各議案に対し、ご意見がおありの方は総会に出席される団員を含め、メールで事前にご意見をお寄せいただけると有難いです。
 団員総会の効率的・効果的運営のためご協力をお願い申し上げます。
  ご意見は、幹事長まで。
3-2.AMP(アルマ・ミュージック・パーティ)参加者調査実施について(B2富田世話人)
 AMP出演予定の皆様:ご承知の通り2022年度「AMP」は来る11月27日、心斎橋国際楽器社4階ホールで開催されることになりました。
 つきましては、伴奏者に関する希望を含めご参加意向提出して頂きたくお願い申し上げます。
 富田世話人からのアルマメールに添付の「AMP2022伴奏者調査」に必要事項を記入してメールを送信してください。
 締切日を6月18日とさせて頂きますので、それまでに返信をお願いします。
 現在福島・西岡両先生のご承諾は得ていますが、出演者が多い場合は第三のピアニストが必要になり、早急に手配が必要ですので宜しくお願いします。
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B.練習結果報告
➀6月8日(水) 18:50~20:50/中央電気倶楽部
 【実練習参加者(参加団員合計:35名】福島ピアニスト
  T1(12名):岩本・大内・大澤・日下部・坂井・南茂・林・町田・松浦・的場・山田・吉國
  T2(6名):海上・上床・奥・谷野・福田・吉里
  B1(10名):芦田・上野・大西・香川・角家・木本・北島・小寺・杉本・畑山
  B2(7名):石橋・川口・富田・西村・増田・森崎・山下(千)
 【YouTubeでの練習参加者(確認済みの方】T2中塚
  松井指揮者「Missa in a」を練習。
     クリックしてください
     練習録画

➁6月4日(土)13時から14時Zoom練習勉強会
  「Missa in a」を練習
 【(参加団員合計:12名】
  T1:大澤・的場・林 T2:上床・海上・中塚・吉里
  B1:木本・杉本   B2:川口・森崎・山下(千)
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                    以 上