平成26年2月26日練習内容報告書

平成26年 2月 28日

2月 26日(水)練習内容・連絡事項報告書

林 茂紀

【1.練習内容】

 

(1)  18:20~18:50 梶田先生指導により「身体起こし」と発声

・横隔膜を働かせる練習の紹介として、息を吸ったお腹を動かして「ホッ」と口から出す(喉で声を作らずに)ことを1拍の間に1回、2分割、3分割×5回ずつやった。口はOの形で。(実際に歌うときはしないが、横隔膜を起こしてやる、鍛える点でとてもいい)

・「スー――」を一息で15カウント。「息を均等に流す」ことが大事(グレゴリオ聖歌に生きる)

・息を吐くとき唇を震わす(息の続く限り)。舌でもいい。あとは田中先生の「ガラガラうがい」

 

(2)18:50~20:50

・「グレゴリオ聖歌」(天使のミサ)から「キリエ」と「サンクトゥス」(Sabaothまで)をやった。

・「ネウマ譜」の読み方、歌い方のおさらい。(23日付、添付資料を参照ください)

・とくに歌い方について。「アルシス」と「テシス」(上行と下降、飛翔と着陸などの意)これは現代の音楽でも、音楽に命を与える上ですごく大事。グレゴリオ聖歌の場合悩ましいのは、音符は同じ音価(長さ)なのに、ここでは長かったりする。その違いをつかむのが勉強。

・グレゴリオ聖歌は長調、短調に分かれる以前の旋法で歌われる。「サンクトゥス」は「キリエ」(リディア旋法)の変格でヒポリディア旋法。「教会旋法」で検索すれば出てくる。

・歌詞(ミサ)の読み方について。

・「サンクトゥス」音源を聴くと同じ音価でも伸ばす所があり、気持ちがいい。(そこにテヌートを書く)

・「サーーーーアーンクトゥス」(ンクの位置を確認して歌う)

・2段目「デーウーウス」と歌う(音源で確かめる)。

・下降して、続いて上昇するところでは、息を流し続けて歌う(最下音で押さえつけてストップしないように)。軟口蓋を上げ口の奥をドームのようにして。

・区分線に4種あり。小区分線、中区分線(息継ぎ程度)、大区分線(一拍か2拍の休止)、複縦線(楽曲の終了か合唱隊の交替)

 

・新曲「バード 3声のミサ」から「アニュス・デイ」の音取りをする(3部に分かれて移動ドで)。

英国の人でヴィクトリアと同時代人。この頃はいろんな国・地域でいろんな曲が生まれている。しかも、その地方独特のものがあり、それがとても新鮮ですばらしい。

・2分音符を1拍で読む。

・各声部がずれて同じ音型で始まる。ベースのP14から15に変わる所の音の動き(ドーソーファミー)が素敵。

・ドの音がすごく大事。次にソの音(属音)が大事、高くとる。

・各声部、梶田先生のピアノで音取りをした後、和音の決まる位置や「ミ音」のピッチ(旋律を重視すれば高めにとる)「シ音」(次のドへの導音、高めにとる)などに注意しつつ、最後まで歌い進める。

・各パートが独立して動きながら関係していく、その関係性が素敵。

 

ヴィクトリア「Domine, non sum dignus」を階名唱で歌う。

バードと同じ時代とは思えない劇的さがある。

・3拍子に変わるところからおさらいする。

・移動ドの階名唱でやっているのは、ちゃんとハモるために「ド」に対し「ソ」や「ミ」をどんな音にするのかということをやりたいから。

・次回も、できればこの2曲でハモる練習をしたい。

 

 

【2.連絡事項】

 

①   吉里幹事長から

・「ANCORの会」参加申し込みは、一応本日締切。

・次回練習日(3月5日)は、3・4月分の団費納入日です。

・合唱イベント紹介 「コーラスめっせ2014」:4月19(土)・20日(日)・いずみホール・

TWIN21、演奏会(有料・無料)・講習会等。(チラシが配付された)

②   梶田先生から

・合唱イベント紹介 「Harmony for JAPAN 2014(震災復興祈念行事)」:

3月8日(土)・9日(日)・長岡京記念文化会館、演奏会・講習会(有料:2日通しで1500円)、

③   森崎さんから

・「新団員勧誘申告カード」未提出者(あと10人程有り)は、必ず提出願いたい。

・「AWC」開催(3月22日)をメールで案内している。参加希望者は森崎さんまで。

 

【3.本日の配付資料】

・楽譜「バード 3声のミサ」から「アニュス・デイ」

・コーラスめっせ2014 チラシ (4月19日20日)

 

【4.本日のパート別出席状況】

 

T1 8名、T2 15名、B1 5名、B2 8名  計 36名

 

【5.次週 3月 5日の練習曲】

 

上床指揮者曲「オペラ合唱曲集」から「囚人の合唱」を中心に

 

(アルマ愛唱曲集持参)

以上