平成28年6月15日練習報告書

平成28年6月17日
6月15日(水)練習内容・連絡事項報告書      
林 茂紀 
【1.練習内容】
(1) 18:20~18:50 梶田先生の指導による身体起こしと発声
 「身体起こし」歌うときに使う筋肉をやわらかくする
 ・屈伸、膝回し、アキレス腱~ふくらはぎ伸ばし(→土踏まずと踵の間に重心を置き、左右均等に立つ)
 ・背中の筋肉をやわらかく→左手を背中に当て、右手を肩に当て肘を大きく回す(左右交互に前後2周)
・腕と胸をつなぐ筋肉をやわらかく(ほぐす)
 ・首を大きくゆっくり回す(顎つけ→耳つけ→天井見る)
 「呼吸と発声」
 ・スーと強く4拍で出す(出しきったとき背中とお腹がくっつく感じに)→お腹をゆるめる(息が入る)
 →そのあと更に2拍で吸う(横隔膜を重箱の4隅に押し広げていく感じ)
・「Aー」で「ドーソードー」と上下。舌先を下の歯裏に当て、息を前でなく、息の通る道を上に流して。
(お腹をふくらまさず、逆に少し凹まして支えながら。臍下と「そへ」と腰の筋肉を使う)
 ・「イー」で「ドーソソソソファミレド―」(息を上に流して)→「A―」でやる(高音へ)
(2)18:50~20:50 梶田先生の指導でレパ2曲の練習
「さとうきび畑」
 ・冒頭1~6小節の練習 B2:パートの音合わせ音程変えずにのばす(倍音なるはず)。T1はその中の音を出せばいい。T2:4小節目の「レ音(G)」が不安定なので、しっかり取ること(T2B1の動きは波や風の音のイメージ、4小節2拍目で同音Aになる)5小節目の「la-」は沖縄の透きとおった空気や水の感じが、この和音でフィヤーッ!と広がるように神経使って。
 ・8~16小節の練習 B1B2「ざわわー」の「わー」で遅れがち。ビート感をもって進んでいくように歌う。「が」は必ず鼻濁音で。T系は「ソ(C音)」を高めにとる。T2は出だしから暗くしない。
 美しいところは徹底して美しく(そこに鉄の雨が降るという、厳しく重いメッセージがある)。
 ・17~25小節の練習 
B2:19小節頭の「ファ」上ずるので低めに安定させる。21「la」は3つとも高めにとる。23「なーかーでー」声が変わらぬよう喉を開けたままで(最後はタイを付けていい)。
 B1:18小節1拍目は高くせずT2との2度を意識。3拍目「ド(F音)」は高めに。23から24への音の動き(F→Es)はとても「おいしい」ところ。25の音はEsではなくE、ちゃんと上がること。T2:19小節「ぎーイりに」音程確かに。20「なみが」をしっかり。最後の「ah-」はタイで歌う。
T1:24~25小節「ファー」は低めに「ソー」は高めに。T系「なつのーひざしーのなーかーでー」遅くしないでサラッと行くように。21の「なつ」だけユニゾンに(何か意味がある)。
 ・26~34小節の練習。(すごく素敵。特にT1の入り方、こんなふうに創るかというくらい。)
T2「ざわわ」の入り方、子音「z」を早めに入れて言ったほうがいい(全体に共通)。
T1:30小節の 2分音符(ラ)の入りが低い、最初から高めに。
B2:32小節「わー」34「けー」声を揺らさない。
・冒頭から42小節まで歌い、35小節から確かめる。
T1:39小節「#た(Cis)」高めに、上から吊るす取り方で。
T2:「むかしーうみのー」以下低い。どこか高いところに基準を持ち、そこからの幅で音程をとる(音が下がるのは音程が広がるということ)。41「でー(B音)」高めにとりT1と2度でぶつかる。この音の不安さは「これからやってくるもの」を象徴。(なお「B=♭H」で表記しています。以下同様)
B1:36小節から裏拍で「ah-」と入る。遅れぬように(B2も同じ)。
B2:37小節B音は低めに、38「が」はC音(#は付いてない)39の動きは要注意(H、Cis高めにとる)。41「でー(C音)」高めにとる。(全パート、ファが高めでソが低く聴こえる。逆にしたい)
・48~56小節の練習。(トに転調している)
T1:55小節の音の動き注意。T2:55の3拍目C音(高めに)T1と2度で。B1:49から50へは半音進行、56の頭はFではなくてFis(#付き)。B2:50の3拍目は高めに(ソ)。54、55も。
 ・56~72小節の練習。
 T1:66~67小節「かなしみのうーウたを」やわらかく歌う(他のパートも)。
T2:63小節3拍目「お(ミ)」の音に注意。「よせ(ファ)」が低いので注意。
B1:66~67小節の動き難しいので要注意。「かな」→半音下げて「しみの」は同音キープして。
68~69「ほしいー」音上がるが、頑張らずに(つっぱらない)。
 B2:60「ざわ(Dis)」をしっかり出す。63~「おしよせるー(ソ)」高めに。
 ・73~ラストの練習
 B2:74小節「わー(ド)」下がらぬように。75~の音の動き要注意(H→Gis→H)。
 T2:75~76小節「ソーソーファーファ-」T1が一音ずつ下りてくるので、引きずられず支える。
 T系:82小節「きえないー」「え」は低いが、押さえずに浮かして歌う。
 (ラスト85からは、最初のテーマが少し変えて出ている。)
「さらば青春」
 <冒頭~26小節まで歌い、そこまでの練習>
 ・8小節B系「なーいー」のビートは「い」ではなく、その後「―」にある。「いー」押さえつけない。
 ・25小節「(たわむ)れのー」のリズム。「れ」を「れーのー」と長くしない(何度も練習)。これができると、次の「くちぶーえ」もできる。
 ・14小節以降「みるがいーいー」3連符と「符点4分+16分」組み合わせのリズムの歌い方。
「いっいー」としない。「くろいみずーがー」も同様。サラッと行くように(ビートの位置を意識して)。
 ・19小節「 なくのはおやーめー」の入り「なくのはお」は「 +3連符」(「の」にビート)のリズム。
 B2「のは」同音(音程注意)
 <26~35小節の練習> (「lululu-」と「lalala-」の切り替わりに印をつけるといい)
 ・B1:29小節3拍目♭の次の音(G)下がり過ぎないように。
・T2:28~9「la―」上がる音をやわらかく。
・33→34小節でBdurに転調
・そこからソロ入りで最後まで通し歌う。(音源聴いて次回までさらうように)
【2.連絡事項】
★吉里幹事長から
*団員総会(6月22日開催)資料を送付した。欠席の方は賛否を添えて、幹事長まで連絡(送信)のこと。1ステージ団員の方は、当日出席できないことになるが、意見・質問等あれば幹事長までお寄せ下さい。
*アルマ委員会開催予定連絡。7月23日(土)練習後(1時間半以内)「70周年(55回定演)記念事業検討」のため、アルマ委員会を開きたい。予定をお願いします。
*大阪府合唱祭(6月25日・26日、池田市民文化会館アゼリアH)、入場券希望者は幹事長まで。

【3.配付資料等】なし

【4.出席者数】(練習会場:317号室)
 T1:7名、T2:12名、B1:13名、B2:7名、合計:39名
 
【5.次週 6月22日(水)練習予定】
鮎川指揮者による「花に寄せて」の練習。「Ⅶ ばら・きく・なずな」中心に。
以上