平成29年1月25日(水)練習内容・連絡事項報告書 

平成29年1月27日
1月25日(水)練習内容・連絡事項報告書      
林 茂紀 
【1.練習内容】
(1) 18:20~18:40 梶田先生指導による「さとうきび畑」「琵琶湖周航の歌」練習
 ・出だしB2「uh-」入りをデリケートに、新しい音楽が始まる楽しさが出るように。他パートも同じ。
 ・18小節~:B系「lu-」音の動きの方向をつかんで歌って行くように。
 ・47小節~下3パートの動きの確かめ。71~72:T2音の動きの確かめ。78~ラストのおさらい。
 ・「琵琶湖周航の歌」P7~:B系Soliの確かめ。特にB1Soli(強化できているか)入りをはっきり、あとはやわらかく。(注:1拍目4拍目のビートが遅れていた)
 ・95小節~ラストのおさらい。128~T1の下は、しっかり響かせるように。
(2)18:40~20:40 田中先生指導で「委嘱曲」全曲練習 (以下、数字は小節数を表す)
「さとうきび畑」(福島さんのピアノで)
 ・一回通し歌う
 ・冒頭の「uh-」は、顎を下ろし唇を丸く「u」の形にして出す(喉で「ウー」とは言わない)。
・T2:「lululu」この曲にふさわしい出方、音色で歌う練習(4小節でmpからmfへ皆でcresc.)。
・5~6「la-」の入りは「ア」と言わず(音楽が変わってしまう)ボワーンと広がる音色を創る。
またdim.とは書いてない(mfのままで2小節。伸ばしている間、音程を変えない)。
・8~B系「ざわわざわわ」に気持ちがこもっていて、ここでは変。14:「かぜエが」とは歌わない。
 ・21「なつの」mfで一斉にそろえて入るように。「な」「つ」ともに短母音、特に「つ」が聞こえない(背もたれしない姿勢→息の態勢を整えて「なつ」と歌い出す)。「なア」は☓ 、「つ」tsuを届ける。
 ・23~「なーかーでー」で遅くしない。「ah-」は嘆かない(喜びがつながる大事な「ah-」にする)。
 ・35~「むかし」からはmfのままで、言葉を立てて歌う。T2で4分音符で声を震わせる人、気をつけること。B系「ah-」は、T系に任せたフレーズをつなぐ役。
 ・41~「なーかーでー」B1練習くり返す(音程とリズム確かめ。「で」のdは有声子音、音程あり)
 全パート:「でー」がいちばん大事なビート感、互いにちゃんと合わせること。ズレると音の力が弱まる。
 (膝を叩いたりして何度もタイミングを合わせる練習した。準備して、知らせ合ってやる)主張を持って。
 「夏の陽ざしの中でー」という(空へ突き抜ける)イメージを、伸ばしているうちに変えない。弱めない。
 ・70「ひざしー」「し」に入ったら、伸ばしているうち何もしないこと(「し~」とやったら母音が変化
してしまう)。それは「な-か-でー」でも同様。T系「しー」入るタイミングを合わせ、伸ばす練習。
・74~B系「風に涙はかわいても」というフレーズを伝える歌にする(「にー」「だー」と突っ張ったらダメ)。T系「uh-」は「Loo―」にして歌う。
・86~「lu」から「ah-」に向かって大きくしない。T1B2は「ah-」の前に( , )を付ける。
T2B1は最後の「lu」の前に付ける。「ah-」足の指で支える。何度も練習して休憩。

<田中先生に同行されたご夫人、ピアニスト中嶋香さんより>
個人的なご都合によって音がバラバラしているので、聴衆として聴いていると、何を聴いているのか
実はよくわからない、という感じになってしまっている。「ご都合」というのは、音が高くなると急に大き
くなるとか、リズムが思うようにならないとか、難しい所で急に大きくなったり小さくなったりするとい
うご都合。それと、曲に対する気持ちのほうが前面に出ているので、何を聴いたのかよくわからないとい
うのが感想でした。そこで、ご自分の歌を管理されたら変わるんじゃないかなあ、こんなに一生懸命なさ
っているんだから、ここまで来ているんだから、と思いました。

「さとうきび畑」(これ以降、中嶋香さんのピアノと指摘で練習)
 ・1回通し歌う。
 ・43小節から練習。最後の2小節前まではa tempoのままでやるのがいい。
 ・P6、56「ざわわ」からピアノが3連符で動くところで、合唱は2連符で必ず遅れている。2連符の裏拍がピアノの3連符に惑わされて遅れる、との指摘あり。歌う。
「さらば青春」
 ・一回通し歌う(最初の音取りのとき、声を出さぬよう注意される)
「琵琶湖周航の歌」
 ・B2歌い出しのテンポ遅れ、やり直し、皆で通し歌う。最後遅くし過ぎとの指摘あり。
・6拍子の3と6が必ず重くビートのようになってしまい、そのためビートがズレてしまうと指摘。
・再び歌い通す。
「少年時代」
 ・歌い出しに「ショック!」と言われ、ストップ。先生からは「嘆きではなく、懐かしんで」と。
 ・冒頭から5小節までピアノを聴く。(この素敵な音楽が聴こえないくらい)合唱がでかすぎるか、と先生。
 ・冒頭からやり直す(2回)。中嶋さんはアカペラ部分の和音を弾いて、速いテンポを示された。
 そのまま若々しいアップテンポで弾き続けられ、それに応じこれまでと全く違うテンポで歌う。
 ・61~65のピアノを弾きながら歌い示される。50から歌い直す。
・68:T1は「こころはー」でrit.しない、in tempoで。
 ・入りを弾き歌いで示されたあと、冒頭から歌い通す。

【2.連絡事項】
*石橋企画(821担当)委員から定演チケット配付状況について説明・要請があった。
・団員等配付済み枚数は810枚。配付後、団員間でやり取りしたチケットがあれば、出来るだけ早く、
チケット番号とともにメールにて連絡ください。返却可能分の返却も。
*吉里幹事長から
・新年会担当(リーダーT2谷野、T1山田・B1畑山・B2山下(恒)の各氏)への謝意があった。
・次期アルマ委員選定の団員総会は、できれば2月1日開催をと考えている。
・「ANCORの会」(原則全員参加)調査【アルマSt.・合同St.・打ち上げ・楽譜】近く実施。
【3.配付資料等】なし
【4.出席者数】(5階ホール)
T1:12名、 T2:14名、 B1:12名、 B2:12名、合計 50名
【5.次週 2月1日(水)の練習予定】
 鮎川指揮者曲「花に寄せて」のⅠ、Ⅲを中心に 
                                         以上