平成29年8月2日練習報告書

平成29年8月4日
8月 2日(水)練習内容・連絡事項報告書      
林 茂紀 
【1.練習内容】
(1)18:20~18:50
   林技術委員長の音頭で身体起こし・発声(特に母音による音程変化への対応)の後「私たちの星」を福島さんのピアノで歌い、遅めのテンポでおさらいをする。
(2)18:50~20:50
梶田先生指導による「そのひとがうたうとき」から2曲の練習(5階ホールに対応して)
「私たちの星」 
 ・冒頭「はだしで」以下のmfは、裸足で歩ける喜び・楽しさ・わくわく感が出るように。
 ・12:T1「つちの」Tsuの子音を前に出し、uの母音も響かせる(14の他パートも同様)。
 ・17「いっぱい」を全パートそろって歌う(「いい匂いでいっぱい」の幸せを強調。☓ 飲む「一杯」)
 ・24~B1:mpでの歌がホール奥まで届くように。「やがてうみへと~」では雄大感がほしい。
 ・25:T2B2「つーゆがー」は、B1を受けていいタイミングで入るように。
 ・28~T2「みちばたに~」は「こんな素敵な星なんだ」というワクワク感をもって歌いたい。
 ・32~「とおくから」は「to―kuから」とやる。33:下3パート「うたごえの」言葉をはっきり。
  語尾がしぼみ下がる傾向あり。それを上向きにして次の言葉につなげていきたい。
 ・34~T1T2はcresc.しながら、36「ほし」(f)まで続けて歌う。
 ・36~T系とB系のやり取り練習。特にB系:36~37のリズムのビート感を覚えること。
 ・39:B系「おいしい」の入り、「お」をはっきり、いいタイミングで。
 ・42~T2「かぜのほし,ほしー」の音程練習(特に♭Dと♮E音の取り方)。これが次を引き出す。
 ・44~T系はトランペット風に高らかに、B系はチェロのようにつなげて(息を流して)歌う。
  (ここは特にアンサンブルとして聴かせたいところ)
 ・48「よろこびと」最後までmfのままで、次の「かなしみを」は「k」音を、口は開けたまま舌根の奥で出して(緊張感をもって)。Pでどんな悲しみを表現するかはこれからの課題。
 ・52~B2「あいのほし」新しくスッと入る。ここはdolce、音色に甘さがほしい。54~B1も同様。
 ・57~「わたしたち」はfでmarcato 、お客にはっきりそう聴こえるように。
 ・60~「ほしー」は決してdim.しないで誇らかに歌いきる(ラスト76~も同様)。
 ・62~繰り返し練習。特にB系は主旋律。全部言おうとせず「すべてのいのちが」と語頭をはっきり。
  ここの8分休符は「音のない音符」であり、休みにしないで勢いを持って歌っていく(marcato molto)。B1は63の音程注意(要おさらい)。64「憩う」の「う」は口先をすぼめて発音。
64~5:T2B2「憩う星」は3度でハモりながら動く(意識して互いにつくる)。松葉cresc.は皆で仕掛けていく(mfまで)。
 ・68~「ただひとつのほ(しー)」の7文字を○で囲み、はっきり発音する。続く「ふるさとのほし」の「ふ」(F音でいい)「ほ」も同様にする。ここの8分休符も休みにしない。
 ・最初から通し歌う。
「そのひとがうたうとき」
・冒頭から46小節までピアノ伴奏とともに歌う。
・冒頭のフレーズはfとあるが、自分が一番気持ちよく朗々と歌える声で、最後の「もっともふしあわせなひとのもとまで」届く歌を、息を流して深いところから歌い出したい。遠くから来るのは「その人」の声だが、それは同時に皆さんの声でもある。そのように歌いたい。(「ド」が重くならぬよう注意)
・11~:下3パート、もっと若々しい声で「としよりの」と大切に歌いたい。B系はその前を(の)として、遅れずに「としよりの」とはっきり入るように。
・16:T2B1「たいーこの」シンコペーションが「太鼓」でなく「太古」に聞こえるので注意。
・17~:全パート「たいこ」「こだま」を○で囲み、一語一語はっきり言う。
・19:T1B2「あらそいあうこころとこころの」をはっきり歌う。
・21:全パート「すーきーまーかーら――」つなげて歌う(「すきま-, かーらー」と隙間をあけない)。
・23~:T2(B1も一緒に)「そのこえはくる」の歌い方練習(重い。ピアノのファンファーレを受けて前に進んでいくように)。どんなことがあっても、その声はやって来ると歌うところ。
・25:B2「その」の音程不確か(練習)。
・30~:T2 水が流れるようにスーッと歌う(遅れやすい)。
・32~:B2「おおむかしの~」混声でもここは重く沈みやすい(何言っているか分からない)。なんとかしたい。
・39~42:T2(T1も一緒に)歌まで重くしない。色んなフレージング試したいが、はっきり意思を持って歌うように。
・45:「そのこえ」は遅くしない(T1B1B2)。rit.は、その後から。(ここで休憩)
<P34から音取りをしながら最後まで歌い、全体像をつかむ練習をやる。>
・103:T1T2「みらいへと」の後で切って(v)歌ってほしい(前では切らない)。またB1の2部の「みらいへと」の音は、それぞれT1T2と同じ。
・106~の主旋律はT2。
・108~9の歌い方:全パート「せなー」でvしないで、「ひとの」の後でvする。
・110~11:T2B2上は5度で動くことを意識してハモらせる。(B1が加わって各3度の動きに)
・118:T1T2「とどく」は堂々と(「くー」でドミソの晴れやかな和音がなる)。それを受けB系の「a-」はトランペットのように輝かしく歌う(T系は、それを聴く)。
・125:「そのひと(がー)」遅くしない。
・126:T2はT1「たーう」の動きを聴いて。「と(きー)」は全パートテヌートを効かせて歌う。
・127:ラストは8分音符でさっと切る(ダラダラのばさない)。
・冒頭からP27まで、P34から最後まで歌う。

【2.連絡事項】
*団員増強チーム石橋リーダーから、先に団員に示された「新団員増強策」について趣旨・概要の説明と、その一環として今回実施した「京大合唱団OB」に対するアルマ入団勧誘活動(7月29日(土)練習見学参加呼びかけ含む)の結果・経過報告があった。8月末頃に、結果を総括し報告したい。また、次年度予算に年度必要経費を盛り込みたい。
なお、今回の活動実施に当り、資料作成送付・直接対応等非常な努力をしていただいたT1大澤氏への謝意が述べられた。
★7月29日の練習見学会に参加され、即入団を決められた大内誠さん(S56年京大合唱団卒団・パートはT1)から、入団挨拶があった。
*吉里幹事長から
・「練習計画書」通りではあるが、8月16日(水)、中央電気倶楽部で練習有り。
・「練習報告書」について、当日欠席された方は必ずお読みください。また、出席の方については、確認の意味を含め出来るだけお読みください。
 
【3.配付資料等】 なし

【4.出席者数】(会場:5階ホール)
T1:11名 T2:13名 B1:11名 B2:11名 合計:46名

【5.次週 8月9日(水)の練習予定】
上床指揮者「ハンガリー合唱曲他」より、バルトーク「四つの古いハンガリー民謡」と「Donau」