平成26年3月19日練習報告書

                               平成26年 3月20日

          3月19日(水)練習内容・連絡事項報告書        林 茂紀
【1. 練習内容】
(1)18:20~18:50 梶田先生指導による身体起こし(特に首・肩甲骨まわり)と発声の基本。
・真っ直ぐ立つこと 壁にかかと、尻、肩、後頭部を付けて立った時の姿勢。
・横隔膜をつかう(前回報告参照)背中から頭頂部へ太い管(両手指でできる太さ)が通っているイメージで息を丹田から扇風機で送り続ける。
・舌先を下の歯の裏に付けたままで「イーエーアーオーウー」(喉奥を開けたままでやれるように)
(2) 18:50~20:50
・グレゴリオ聖歌(天使のミサ)より「サンクトゥス」を歌う。(音取りは「オルガン」で)
・ネウマ譜の読み方では、2個か3個かを基礎単位としてくくり、歌い方では「アルシスとテーシス」の感じを出せるように譜に即して歌う練習をした。(区分線ごとに梶田先生の先唱に続くやり方で)
・中、大区分線の前(付点ネウマ)はゆったりと歌い、息をしっかり吸って次を歌い出す。
(なお大区分線のあと歌い出す時は、頭に8分休符があるように裏拍で。ただし4段目最後の「Hosanna」に入るときは休符なしですぐ入る)
・1音ネウマの間隔が開いていても、そこで間延びせずに他と同じ1拍とみなして歌う。
・様々なネウマは、よく見るとどういう歌い方をしたらいいか、感じが表されている。ユーチューブで聴きながら、譜を見て練習してほしい。(なお様々なネウマについては2.23付の資料参照・林註)
                                ―――(休憩)
・ヴィクトリアの「Missa O MagnumMysterium」(大いなる神秘)から「キリエ」を歌う。
・冒頭の5度下がる動きが大事(T1はミ→ラ、B1はラ→レ)
・5線譜の上に書いてある♭や♮はムジカ・フィクタ(musica ficta)といい、付けるか否かは演奏者の判断に委ねられる。(なお編曲者の皆川さんは、付けた方がいいと書いている)
・2段(7小節目)のT1のシ→ラは「テーシス」の歌い方で。次の「Ky-」ははっきり入る。(9小節目も同様にはっきり入り、十分に歌うこと)
・3段11小節目の3拍目あたりからrit.して「son」で、4声部が初めてそろって「レラレ」の和音を響かせる。
・次の第2部は1部とは逆にB2、B1、T2、T1の順に動きを模倣しながら歌い出す構造になっている。(最後は「ラミド」の和音)
・14小節目のB2は、♮ド音を高めに取る。
・16小節目からT1は、思い切り上へ歌うこと(♮ファを高めに。18小節目は♭ファ音)
・各声部の難しい箇所を梶田先生のオルガンと歌を受けて何度か練習しながら歌い進め、最後は歌詞をつけて歌ってみた。が、音程や入り方の不確かな箇所がいろいろあった。次回への課題。

【2. 連絡事項】

①吉里幹事長から
・3月22日(土)練習は、前半上床指揮者、後半鮎川指揮者、17時から17時30分鮎川指揮者による京大ステージ練習となっている。
・3月24日(月)18時30分から(中之島公会堂)で、「ANCORの会」合同ステージ第1回練習がある。
・先にメールで資料が送られた定演等の決算・残余金処理について、山下代表から説明があり、検討・承認された。
②木本楽譜担当から
・演奏資料コピー代(@30円)は、3月22日徴収。

【3.本日の配付資料】
  ・楽譜2種(ヴィクトリア・ミサ曲から「キリエ」、「野ばら」などの愛唱曲集)
  ・演奏会チラシ(角家さんから)

【4.本日のパート別出席状況】

T1 8名、T2 13名、B1 10名、B2 10名  計 41名

【5.次回3月22日の練習曲】

 ・上床指揮者「尾崎喜八の詩から」のⅢ「春愁」Ⅳ「天井沢」
   (ほかに「わがふるき日のうた」「眠りの誘い」の楽譜もご持参ください)
 ・鮎川指揮者「わたしの願い」から「雲雀にかわれ」

 ・練習後30分、京大での演奏に向けての練習(本日配付の楽譜および「ふるさとの四季」持参)