平成28年5月11日練習内容報告書

平成28年5月13日
5月11日(水)練習内容・連絡事項報告書      
林 茂紀 
【1.練習内容】
(1) 18:20~18:50 梶田先生指導によるヴォイトレ講座②
・「うまく歌える『からだ』のつかいかた」(川井弘子著 誠信書房)をヒントにしての筋肉のストレッチ(膝、アキレス腱、肩周りなど)
・息の練習(身体を起こすための)「スッ」と吐いた後、力を緩め、お腹を元に戻す(肩など動かさずに)。
・腹式呼吸 30cmのストローの先でお腹を使って息を吐き(音を立てずに)、吸う。
      4カウントで腹筋、背筋を使って息を出し切り(お腹はぺしゃんこ)、3カウントで吸う。お腹を緩めるだけで入るのと、更に重箱の隅(下腹と腰上部)に入れていく2段階。4で、ふくらんだお腹を締めて(背筋が伸び、歌う姿勢になる)息を出す準備をする。
・息の流れと響く場所探し 吸うのは鼻、口どちらでもいい。耳たぶを引っ張り鼻から息を吸い、鼻腔が広がる感じを意識し「uh―」(ドレドレドー)響く場所を見つける練習。
      歌は、吹奏楽とは違って音を出す所が身体の中にあり(声帯)とてもデリケート。
(2)18:50~20:50  梶田先生指導で篠田氏委嘱曲の練習
「さらば青春」(1番 26小節まで)
・難しい基本のリズム型(「3連符」と「付点8分+16分音符」から「タイで次の音符へ」の、リズムと音程をつかむ練習を各パートごとに繰り返した。各人「ゆっくり正確に」→「だんだん速く」の練習をすること。(例14小節~「みるが○いーい○ー」19小節~「なくのはお○やーめ○ー」のタイミングとビート)
但し25小節の「(たわむ)れのーくちぶーえをふくー」は違うリズム型なので注意。
・ビートの位置に印をつけ、それを感じて歌うこと(但し、決してアクセントにしない!)。複数のパートのビートの位置が同じところは特にちゃんと意識して、そろえて歌うこと(繰り返し練習)。
(例、3小節1拍目○la4拍目○lu4の1拍目○lu13小節「○ものさえー」17「○ながれ(てくー)」18「○し○ょうじょ○よー」21「○つちー○もー」23「○みーんなー」25「く○ちぶー○えを」)  
・休符にビートがある箇所も多い。そこは「休み」ではなく音がないだけ。意識しないと必ず遅れる。
 例えばT1T2の11小節「 ぼくはー」12「 よびかけ」の入り(ビートのある休符に○をつけておく)
・1→2小節 T1T2は音がとぶが、最初の音を出すとき次の音程に行く準備をして歌い出すこと。
 そのことは他の箇所でも全パート共通。
・10小節「uh―」T1は深い響きで、T2は暗くしない(広げて)。
・2分音符で伸ばしている時もビートを感じて歌う。声は揺らさない(B系)。
・「符点8分+16分音符(+タイで4分音符など)」が「 」になりやすい(15、16小節)。それが癖になっている。切れないような息の流れを。
・16~17小節T2「だきこむようーにー」がいつも遅れる。「よーオにー」→「よーにー」と歌う。
・18小節「しょうじょよー」の歌い方。ビートを合わせて、インテンポで「しょーじょよー」でいい。柔らかく息を流して、自分もそこにいるイメージで歌いたい(青春の淡い想いが出るように)。
・「が」は必ず鼻濁音で(「みるがいい」「みずが」「ながれてく」)
・音程の注意 15小節T1「みるが」3連符下降音の音程を幅でとる。18小節、T2「しょうじょ」
        B2「てー」高めに取る。21小節T1「かぜも」の「ぜ」正確に(低くなりがち)。
・最後一回通す。やはりT系「たわむれのー」のリズム、B系裏拍での入り遅れに課題。
・ピアノ伴奏を弾いてもらい、軽く爽やかに動いていくイメージを感じとる。
「少年時代」
・40小節まで歌い、冒頭から練習。言葉付きの旋律は正確なリズム、ビート、音程で軽く歌って行く
 (一音一音押さえないように)。基本リズム(「あざみー」「だれのー」「もようー」など)とビートの位置の確認。
・36小節「わたしのこころは」B系の歌い方、ドタドタせずに(オシャレなつくりを生かす)。
「琵琶湖周航の歌」
・冒頭B2の歌い方の練習(4拍目を重くせず、1小節で一つの波をつくって進んでいく)。
・2番「まつーは」でB2T2ともに「は」になるのが遅い。また「Wa」と破裂させない。
・B2から始まりT2B1T1と増えていくすてきな所。一つひとつ歌い過ぎないように。「ア」「オ」の母音のところで遅くなる。(最後までソロ入りで歌い通した。ソロしっかり歌ってと言われる。)

【2.連絡事項】
1.本日、2人の練習見学者があり、即日入団を決められ、入団の挨拶があった。
⓵松浦功さん(団員として。パートT1):日下部さんの紹介(同志社教会聖歌隊所属)。1963年京大法卒。長い海外勤務の後、先ごろ帰国され、京都市に居を構えられた。在米時は、地元の合唱団で活動された。
⓶金崎忠彦さん(田中先生1ステージ団員として。パートB1):野村さんの紹介(会社時代の後輩)。30数年前の関大グリー在籍時、法政大学との合同演奏会で、田中信昭先生の指導を受けておられる。
2.吉里幹事長から
⓵5・6月分団費及び「ANCORの会」参加費(本日までに)納入をお願いします。
⓶「ANCORの会」(5月22日)当日スケジュールは、未確定。ただし、今回は、アルマが、「リハ」1番となっているので、9時過ぎの集合となる見込み。確定次第、スケジュールをお送りします。
➂篠田先生第4曲(最終)として「さとうきび畑」)が、田中先生から送られてきた。楽譜は、次週配付予定。
④大阪男声合唱団第16回定演(7月24日(日)14時開演・ドーンセンター・演奏曲:男声合唱組曲「雨」他)。チケット希望者は、的場さんまで。
3.木本楽譜担当から
配付済み楽譜について著作権費が確定したので、次週から集金をしたい(除く、篠田曲楽譜)。
*3冊申込者は3200円。「花に寄せて」以外の2冊の方は1100円。                                     

【3.配付資料等】なし

【4.出席者数】(練習会場:513号室)
 T1:8名、T2:12名、B1:13名、B2:12名、合計:45名(新入団員2名含む)

【5.5月18日(水)練習予定】
  上床指揮者「トスティ歌曲集」ANCORの会演奏に向けて、楽譜から目を離して歌えるように。 
以上