平成27年4月23日
4月22日(水)練習内容・連絡事項報告書
林 茂紀
【1. 練習内容】
(1) 18:20~18:40 梶田先生による発声指導
・Hm 口の中を開いた状態を保ち、息を均等に上に向かって流し続ける。眉間ではなくて頭頂か後頭部で音が鳴るイメージで。
・Lu 「る」ではなくて、口の中をちゃんと開いて。
・LuLa・・唇の形が変わるだけ いい声を作ろうとせず、素直な声で。
・A・・「どドドドドーどードーレミドそみどー」と息を流して一気に動く(カタカナ表記はオクターブ上)
これは歌をもっと豊かに歌えるように、声を出す諸筋肉を柔らかく使えるように鍛える練習。
(2) 18:40~20:50 「唱歌の四季」全曲練習
・全曲を1回通し歌った。「深いなあ。男声合唱ならではの響きが鳴っている。それがもっと豊かになるように」と、1曲ずつ確認しながら練習した。その中で共通する課題として指摘されたのは以下の諸点。
・子音+母音(さ、そ、は、ほ)では母音が遅れて鳴り、しかも後から押す傾向あり。
・助詞「に」などの歌い方がザツになりやすい。突っ張らずにセンスよく歌いたい。
・「う」の母音は、口先だけでつくらず奥を広げてつくる。
「朧月夜」
・付点4分音符をのばしすぎて遅れやすいので注意。
・4小節を一息でにこだわらない。2小節で息を吸っていいが、次の入りは決して遅れないように。
・1番「なのはなばたけーに」をぺしゃんこにして突っ張らない。「はるかーぜ」はmf。H音をしっかり出して歌う。「そーらーを」は拍頭だが、当てずに柔らかい母音で歌う。「ゆうづーき」の「ウ」の母音を平べったくしない。丸い月のイメージでやわらかく。「におーいあわし」拍頭だが押さずに歌いたい(「におい」のイメージが夕食の匂いに変わってしまう)。
・2番の入り。T系は1オクターブ上、B1は短3度上に。それをつかんではっきり入ること。
P8~9は特に弦楽四重奏曲の各声部のようにデリケートでセンスよく奏で、歌い合いたい。
B2「M―」音がぶれやすい。息を流し、自分の音程を聴くこと。B1は30小節ラストの音をしっかり。
T系33小節頭は休符にしていい、次の「A―」に遅れずに入ることが大事。
・42小節B1は3拍目>を付けてはっきり入る。B2は音をつなげて歌う(頭だけしか聴こえない)。
・46小節のPPは、自分を総動員して空気を変え「静けさ」をつくり出す。それを「音程の正しさ」と「音の変わり方」をぼやけさせないでやる。スラーの有無を大事にして歌う。
・52小節「(お)ぼろづきよー」T1の下が歌うF音が大事。
「茶摘」
・レガートで息を流して歌う。(とくに12小節「(あれに)みーえるは」が詰まっている。)
・2番「ひよりつづきの」T系はA音をしっかり取る。B系の入りと音の動きも大事。
「つーみつつうたう」は切らずに歌う。(28小節の「つめよつめつめ」から「つーまねばならぬ」へのフレーズの広がりは皆さんのとてもすてきなところ。)
「紅葉」
・「あきのゆうひにー」や「こいもうすいもー」は突っ張らない。この曲も2小節で息を吸ってもいいが、次の入りは決して遅れないようにタイミングを合わせる。
・2番の歌詞で「はなれてよって」から「あーかやきいろーの」へは、P17からP19へとぶので歌詞を書き込むなりして、すぐに入れるようにする。また転調するので、それをつかむ(何度も練習)。
・「いろーさーまーざまに」母音が遅れぬようスピード感をもって。「みーずのうえにーもー」の下降型は切らずに、なめらかに降り、「もー」は突っ張らない。
・32小節からのB.O.は口を開き、下の歯裏に舌先をつけて「n―」と息を眉間に当てる。
・ラストの「A-」の練習後、2番の始めから通す。
「雪」 はずんで遊ぶ歌にする。「夕焼小焼」mpで始まる(音量など何も考えずに自然に歌い出す)。
【2.連絡事項】
*吉里幹事長からの諸連絡事項
①「団員総会(4月29日開催)」資料2種及び「ANCORの会(5月6日開催)」当日スケジュールをアルマ・メールで送った。ご確認ください。
・「ANCORの会」当日の集合時刻を11時20分としている(11時40分からのリハに間に合うようご集合ください)。
②「ANCORの会」演奏曲の今後の練習は、アルマ曲4月29日(水)・5月5日(火:13時〜15時)・合同ステージ曲5月1日(中央公会堂)
③「第18回富士見詩のフォーラム」参加希望者は、幹事長まで。現時点で14名となっている。
*休団中の最上さん(T1)が来られ、東京転勤の挨拶をされた。
【3.本日の配付資料】無し
【4.本日のパート別出席状況】
T1 7名、T2 10名、B1 10名、B2 9名 計 36名
【5.次週 4月29日の練習曲】
鮎川指揮者曲「海の詩」全曲
上床指揮者曲「トスティ」から「La Serenata」「Ideale」
以上