5月2日(水)練習内容・連絡事項報告書 

.                                                             平成30年5月5日
.           杉本 修                                【1.練習内容】
 18:20から18:30
  林技術委員長による準備体操・発声練習。
 18:30から18:50
     松井さんの指導で「発声練習」「発音練習」を行う。
(1)発声練習

.mが多く出てくる。mi,me,ma,mo,muではなくm-i,m-e,m-a,m-o,m‐uのイメージで発声する。
.最後にmがある場合 i-m,e-m,a-m,o-m,u-mと、語尾のmを発音した後に緊張をゆるめる。
  
(2)18:50から20:50
「Credo」
・1~B1の練習 Patrem omnipotem factorem とmが多くでてくるが-mと歌う。
 拍の頭は母音とする。子音と母音を拍の頭で一緒に発音しない。日本語は子音と母音を同時に発音するが分けて発音する。カタカナの発音でなくアルファべットの発音で。
・1~81全体で練習。10小節からはイエスキリストのことを説明し、83~聖霊のことを説明している。
・61~B2 の練習。tiの後に母音がある場合ティでなくツィと発音する。tertia→テルティアではなく、テルツィアと発音する(etiamやPontioも同様)。
. Ti の後ろに子音がある場合はティ(baptisma)。
. sの前に母音があり、かつ後に母音がある場合は軽く濁る(sではなくz 例resurrexit)
. sedet ad dexteramはadのあとdext-を言い直す。
・75~76:B2「vivos 」はvoのまま8分音符で動き、sは次のetの前に発音する。
・61~B1、B2の練習 64~T2、T1の練習
・61~4声で 歌う。81、82は少しゆっくり、82小節は長めに歌う。
・83~:3拍子になる。ここからは聖霊の説明。Et(そして)の後にcredo(信じます)が省略されている。
. ここでは「ヘミオラ」の手法が使われている(註:2小節をまとめてそれを3つの拍に分け、大きな3拍子のようにする。すると元来の4分の3拍子は消え去り、大きな2分の3拍子のように聞こえる。すると強拍がずれるため、突然本来の拍節感を失う。そのため、その部分だけが大変不思議な感覚を感じることになる)。
・mが多くでてくるが-mと歌う。丁寧にひとつずつ発音する。 Et inはEtinと歌わずEt ,inと歌う。
. Etのtを発音する場合舌を上顎につけ、その後舌を奥に引く。
. 日本人は語尾に子音が入る言葉はないので、語尾の処理を丁寧にしながら歌う。
・94~ 各パート毎に練習。T1以外は転調して♭が多くでてくるがその音に注意して歌う。
.♭がついたり、つかなかったりするので雰囲気を感じとり正確に歌う。
・105のEtからは「教会の話」となる。それまでと繋がった感じで歌わない。
. B2、B1、T2、T1と少しずつずれて歌い出すが、後から入る他のパートを聴きながら歌う。
・124~Amenの練習。他のパートを意識しながらmenの入りを揃える。
・最初から通して練習。
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「Kyrie」
・最初から練習
・6~:B2→T1→B1→T2と同じテーマで歌うが、他パートが入ってきた時はそれを聴きながら柔らかく歌う。T2はB2の5度上で歌い出すので、mfより少し大きめに歌う。
・13小節でディミヌエンドするが、した結果がmf。あまり小さくならないように歌う。
・14~:T2→T1→B1→B2 Pで歌い始め、ずっとその範囲内で歌う。
・25~:B1は2拍目christeをmfで歌い出す(楽譜には27の4拍目に付いているが変える)。
・25~:T2,T1の練習 christeの語尾teをうまく表現する。T2はT1が入ってきたら、それを聴きながら歌う。
・34~:B1は35からT2が入るので気持ちを寄せる。T2は36からT1が入るのでそれに気持ちを寄せる。
・4分音符で動くKyrieはKy-ri-eとひとつずつ歌うのではなくkyrieとひとつの言葉として歌う。
. (註:前々回とは異なる指示)?
・音が上がっていくときはリズムを保てるが、下がるときはテンポがゆるむので気をつける。
・39~:T2,T1の練習のあと全パートで。44~45 elei-son でsonにすぐ跳びこまない。全パート揃えて入る。
・最初から練習。6からB2はmfで入るがT2、B1は大きくせずpを保つ。
・30~T2 mfでkyrieと歌うが、35のfを意識して先を見通しながら歌いはじめる。
・立って最初から。Kyrie eleison, Christe eleison, Kyrie eleisonの3つの部分があることを意識して歌う。
・B1:最初のKyrieの音を、歌い出す前から十分意識して歌い出す。
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「Gloria」
・最初から歌う。
・24~:T2 Jesuをイエス・キリストのイメージで歌う(音が下がる)。 
・24~:気持ちはしっかり強くあるがボリュームはPで。26のChristeで曲は一旦終了する。
 Christeの riは明瞭に発音する。
・27~:B1B2のDomineは全く違うイメージで歌い出す。Domineの前に//を書いておく。
. Kyrieは言葉が明瞭だが、Gloria とCredo は物語なので意味を理解しながら歌う。
・最初から。12~13 cratiasのtiの後に母音があるのでツィと発音する。
・「~ te」は「あなたを」ということで言いかえる。24~Christe -steに入るのを急がない。
・17~:Domine Deus Rex coelestis(mfで)よりはDeus Pater omnipotens(fで)の方が重要。
・18「Rex」のeは長母音。xはk,sを分けて発音する。Rex coelestisは分けて歌う。
・31~「Qui tollis」で初めて4声が揃う。Gloriaで4声が揃うのはここが最初。
. miserere のseは前に母音があるので軽く濁らす。nobisはしっかり発音する。気持ちは強いがpで歌う。
. miserere よりは次のsuscipe(どうぞお聞きください)の方に切迫感がある。それを表すmf。
・40 de-pre-ca-ti-o-nemのtiはティではなく、ツィと発音する。
・43~Qui se-des ad dex-の4分音符を1拍ずつ歌わずなめらかに。
・56~Cum san-cto spi-ri-tu 4分音符を1拍ずつ歌わずなめらかに。
・63~ きれいなffで歌う。
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「Credo」
・最初からPを準備してPaと歌い出す。8分音符は前に進む感じが欲しい。動きをしっかり。
・22~「Deum de Deo」は、23からT2が入るがB1よりはT2というイメージで。
. T1 Deum lumen verumが短い。長めに発音すること。
・構成について(この意味を理解して歌うこと)
. Credo in unum Deum(父なる方を信じます)を先唱した後 「父」のことを説明(11小節まで)
. T2の10小節4拍目からは「イエス」の話。Et/in unumの間にCredo(私は信じます)が省略されている。82小節までイエスの話が続く。
. 83小節から105小節まで「聖霊」の話。Et /in Spiritum の間にCredoが省略されている。 
. 105小節から「教会」の話。110小節からConfiteor(認めます)。116小節からexspecto(期待します) 。
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【2.連絡事項】
 *吉里幹事長から
・本日は、5月・6月分団費納入日。
・「ANCORの会」演奏参加費(1万円)、打上参加費(3千円)は、5月9日までにお支払いください。 
・次年度の「ANCORの会」開催日程決定。2019年5月6日(月/休)・兵庫県立芸術文化センター。
・B2山下恒夫さんが、復団(休団3か月)され、挨拶があった。
*B2富田さんから、アルマ団員等参加希望者を対象にした演奏会の紹介があり、チラシが配付された。
7月1日(日)、「Lapaz」(大阪市北区天神橋6丁目)で開催。演奏参加申込先:富田・竹山両氏。
*松井さんから日本テレマン協会演奏会の紹介があった。
. 6月8日(金)18:30開演・カトリック夙川教会聖堂・ペルゴレージ「スタバト・マーテル」他、グノー、マスネ、フォーレ曲等/チチケット購入希望者は、松井さんまで。
・*林さんから「ダンス・クロッシング」公演紹介があった。詳しくは、林さんからのメール参照。  
  
【3.配付資料等】
・上記「La Paz」での演奏会、「日本テレマン協会」演奏会、「ダンス」公演、各チラシ  

【4.出席者数】(会場:511会議室) 
 T1:12名 T2:13名  B1:12名  B2:11名 合計:48名

【5.次週 5月9日(水)の練習予定】
 上床さん担当で、「樅の木の歌」。「Ⅴ樅の木の歌」中心に練習。
                               以 上