2017.11.29 練習報告書

平成29年11月 30日
11月29日(水)練習内容・連絡事項報告書      
林 茂紀 
【1.練習内容】
(1)18:20~18:50
 林技術委員長の音頭で身体起こし・発声(「Lɔu・・・」「Baŋ→i→e→a→o→u」)後、「私たちの星」を福島さんのピアノで歌う。
(2)18:50~20:50
梶田先生指導による「そのひとがうたうとき」「あい」の練習。
「そのひとがうたうとき」 
 ・冒頭からP33、92小節まで歌う。
 ・P27「わすれられた」から歌う。一拍目の「らー」「やー」を無造作にやらず、言葉の流れの中で歌う。
 T1T2の出はa tempo 、遅くならずに一緒に進んでいくこと。
・41:T1T2「おもいー」ちゃんと伸ばし、B1B2の「いー」でそろいFdurが鳴るのを確認してから、次の「つぶやきから」(転調)へ一緒に動くこと。B2は「のおもい」F音(ド)をしっかり鳴らす。
・43~「a-」:44T2の8分音符の動きを聞いてからdim.する。
・46:B2「その」はrit.「そ」より「の」を長くして、次のAllegro「そののどは」3パートで入る。
・47~54:3パート、息を止めず流し続けて、スピード感を持って歌い進んでいくように練習。
語頭を意識的にはっきり言う(そのために8分休符がある)。例えばアフリカの大地や人々をイメージし、厳しくきびきびと躍動するリズム・ビート感をもって歌いたい。
・T1:55への入り(Edurへ)から58の練習。「ひかりのはやさをとらえ」にふさわしいシャープさをもって歌う。T2B1も一緒に「息を流し、母音を鳴らして進んでいく」練習を繰り返す。
・B1:59「その」の練習。「そ」を鳴らして「の」は軽く。
・59~65:2部に分かれるB2(→B1も一緒に)T2の音程確かめを繰り返した後、6声部で歌う。
・「足音」と書いておく(決して「足跡」にならぬように)。「かすかな」「あしおと」の「す」「し」は有声音にして音程を鳴らす。
・47から65まで続けて歌う。
・67~ヴォカリーズ:Moderatoのもたらす音楽的豊かさや安心感が出るように。音程確かめつつ練習。
・74~75:B1B2はユニゾンとハモリの交替を繰り返して進むことを意識してやる。
・77からのModeratoは普通の現実感(子どもが泣いていたりする)速過ぎず遅過ぎず。
 ピアノとともに各声部の音確かめと歌い方の練習。
・83:B2「どんな」はT系のA音から取る(半音下)。「な」を平べったくしない。詩人自ら「どんなことばももどかしいところに」と語るのを、どう受け止めて歌うか。前に進むビートで。
・87~92の集中練習。「a-」はこもった音でなく明るい声で。「きこえる」の「き」をはっきり出す。
・93~「くにぐにのさかいをこえ」皆さんは何で越えてますか?地球が生まれ、人が生まれ、この先もずっとあるような普遍的な音が「みらいへとさかのぼる」。皆さんの声が届いてくる。粘って歌い上げるのでなく、鳥の目(には国境はない)のように進んで行きたい。そんな音がしてくるといい。(最後まで歌う)
「あい」
 ・一回通し歌う(4分03秒)
 ・1~4:T1の音確かめ(特に下のパート)「あい」の「あ」は、はっきり出す(<>付き)。
 ・5はpoco accel.で行くが5拍目でpoco rit.がかかり、6はsosten.でゆっくりになる。B1「あい」は丁寧に歌い、T2は5拍目までたっぷり伸ばしてから6拍目「u-」に入り、そこからa tempoに戻る。
 ・9:B系「あい」は遅くしない(a tempo)。
 ・13~:T2「もじで・・」は明るくさっさと進んでいきたい(ねばらずに)。
 ・15:B1「あい」はT1から音を受け取る。
・16:B2「B.O.」から「あい」への音取り。それから17への入りの練習。
・17~:そろそろ、もっと耳をつかって3度や5度などのわかりやすい音を見つけていきたい。
ここはT1B1がより聴こえた方がいいが、掛け合いになっているので、その面白さも大切にしたい。
T2がうるさく感じるのは「あいー」「きもちー」など伸ばす音を突っ張って大きくなるから。それぞれのパートが語頭をはっきり歌うと、音楽が立体的に聴こえてくるはず。聴き合いながらやりたい。
・23~:B1「すきになること」は堂々とはっきり(17~T1の不安さに対し)。
・25~:芯になっているパートの音(25~T1、27~B1がずうっと同じ音でのばしている)を意識し、それに対応して動いていく。その中で3度、5度など意識できるともっとスッキリしてくると思う。
・21~最後まで歌う。
梶田先生より「ぼくの耳にある音が時々聴こえてくるようになって、いいなと思う。聴こえてこない所は多分あやしいなと思う。P18から19の変わり目がまだこわいが、いい方向だと思う。フレージングの言葉がきれいに聴こえてきている。あとは、やはり音。またやりましょう。」
                                          
【2.連絡事項】
*吉里幹事長から
・「あかね」カレンダーは最終33部申込があった。芳川理事長からの深謝の言葉が伝達された。
・「アルマ愛唱曲集」について、①130部印刷【在籍団員(57)に加え、この先10年間の入団想定者数(60)、休団者等アルマ関係者からの希望(8)、無料贈呈者(5)】②頒布価格@1,900円【印刷費「キンコーズ」に発注:@1,100円)、著作権料等(JASRAC他):@800円】③団員向け頒布収入を除く制作印刷費として:126,700円(経常会計予算の際10万円仮置きとしたものに当たる)➡今後、入団者等への頒布収入として逐年経常会計へ戻入される。★印刷部数増の意見も出されたが、適正在庫の観点から130部とすることに。
*石橋821委員から、定演チケットについて次の話があった。
・「希望枚数調査(最大20名記入)」を送信した。・調査表に記入し、各パトマネへ提出(12月13日締切)。
*山下代表から、
・パート別会議(11月15日)での検討結果への対応等について説明があった。
・会議結果を踏まえ、技術委員会(12月2日)で検討、アルマ委員会・団員総会に諮りたい。
・技術委員会では、林技術委員長から団員に送付された「アンケート」事案についても検討する。

【3.配付資料等】なし

【4.出席者数】(会場:511会議室) 
T1:12名 T2:15名 B1:9名 B2:12名 合計:48名

【5次週 12月6日(水)の練習予定】
鮎川さんの担当で「アルマ愛唱曲集」全曲練習。
                                    以上