8月8日(水)練習内容・連絡事項報告書 

平成30年8月13日
8月8日(水)練習内容・連絡事項報告書  
                               大内 誠
【1. 練習内容】
 (1)18:20〜 林技術委員長による準備体操の後、松井指揮者による発声練習
①母音の発声練習
指揮者より:
歌うときは、アゴを引いてください。美空ひばりのように、生まれつき口蓋(上アゴ:歯の生えている部分)が開いている人もいるが、ほとんどの人は口蓋が開いていない。しかし、その後ろの部分、軟口蓋は自分の意思で開くことができる。口の奥を意識して開け、そこに声を持っていく。
そのためには、アゴを引く。これにより上アゴが上がり、軟口蓋を開けることができる。
②子音の発声練習(添付した音源を参照ください) 

(2)18:50~ 松井指揮者による「CREDO」の練習(1~82小節まで)
①歌詞の読み上げ(発音)
②曲の練習
・全体を通して
  譜面読みをしている人がいるが、ここは音取りの練習の場ではない。
 一日一回は譜面を見て(声に出さなくてもいい)、自分で練習して来ること(待ちの姿勢でなく)
 9月には3回練習があるので、そこでみっちりやらせてもらう。
・1~2:B1を例に 言葉のアクセントを意識すること。Om-ni-po-ten-temは、po-tenにアクセントがあるので、niを強くしないこと
・3:B1を例に 「,」は文章が変わるので必ず切ること
・3~4:B1を例に fa-cto-remとcoe-liの間は切る。Coe-liの後のetはcoe-liに続けて歌うこと
・6:T2 raeの4分音符は、途中で盛り上げてから終わること
・6~11:B1,B2 この旋律をピアノで弾いてみること。2声になっていることがわかる。それぞれのパートはしっかり歌いながら、互いに聞き合うこと。
 そして、最後のumでユニゾンになるので、きちんと合わせること。
・6~7:B2 Vi-si-bi-li-umはbiにアクセントがある。音の動きにあわせてli-umが大きくならないようにすること
・8~10:B1B2 Vi-si-bi-li-umとom-ni-umの間は少し空ける。om-ni-umとEtの間は「,」なのでもっと空ける。
In-vi-si-bi-li-umはひとつの単語なので、一音づつ発音しない。
Etとin-のtとiをあわせて発音しない(リエゾンしないで別々に発音)
・10~:これ以降は(前の父の話とガラリと変わり)長いキリストの話になるので、はっきり切り替えて歌うこと
・10~18:13のJe-sum Chri-stumまでの前半と比べ、14のFi-li-um以降の後半は抑えたフレーズ感を意識して歌うこと
・10~:T2を例に Etを強く入らない。(1/1拍子を4/4拍子と解釈した上で)4/4拍子は通常、1拍目か3拍目に大事な音が入る。作曲家の意図なら別だが、歌う側の都合で4拍目を強くしないこと。4/4拍子の4拍目を強くされると聞く側はしんどい。
・10:T2 Etの音はボワットでなく、スッと入ること
・12~:「u-num」、「do-mi-num」、「Je-sum Chri-stum」は、それぞれ単語と意識してつなげて歌うこと
・13:B1 Je-sum Chri-stumは、スッと入って来ること
・18:T2を例に ge-ni-tumの語尾のmは2泊目の終わりでmを発音し、3泊目(休符)に入って「ムッ」と切り上げること
・22~:B1を例に De-um de Deo、lu-men de lu-mi-neのdeを語尾のように扱わない。前の音と空けて歌うこと
・22~:De-um de Deo、lu-men de lu-mi-neは、どちらも2小節だが、次のDe-um ve-rum de De-o ve-roは4小節を視野に入れていることを意識すること
・22~23:B1B2 音の動きにつられてumが大きくならないようにすること
・39~40:T2 (訂正)de scen-dit ⇒de-scen-dit deの後、ハイフンを入れる
・41~:受胎告知の場面であり、特にここでは、それぞれ情景を思い浮かべて歌うこと(受胎告知の絵画をイメージして)
・41:Et in-car-na-tusに向けてテンポを遅くするので、指揮に注意を向けること
・46~47:San-ctoとex-Mariaの間は空けること(意味がつながっていない)
・47:B1 San-ctoのcto(B♭)の音を大きくしたままでex-Mariaに入らないこと
・51:T2を例に fa-ctusのfの子音をはっきり出すこと。そのため、前のho-moのmoを犠牲に(短く)して、fの子音を早く出すこと。但し、fの母音は柔らかく出すこと
・56:T2 Pon-ti-oのtiをまだティと発音している人がいるので、ツィに直すこと
・57~58:B1 Pi-la-toのtoの音がG→Cへ下がるのを強調しないこと
・57~58:B2 T2 T1 それぞれPa-susが入ってくるのがわかるように(ボリュームではなく)処理すること
・60~61:T1を例に se-pul-tus estのtusの語尾のsを処理してからestに入ること。絶対に語尾の子音と次の母音をくっつけないこと
・60~61:B2 estの最初の音Gを、音が上がるのにつられて大きくしないこと
・60~61:T2 B2 次のEt re-sur-re-xitからテンポを早くするので、その前のest.-は少し緩めて終わること
・72~:T1を例に glo-ri-aのaは小さく、 ju-di-ca-reのreは小さく、 vi-vosの viは大きく vosは小さくすること
・75~:B2を例に vi-vos(生ける者)と mor-tu-os(死者)で、音の進行でも勢いに差をつけているのを意識して歌うこと
・81~82:fi-nisのnisで、ritとフェルマータにすること

【2.連絡事項】
*富士見演奏旅行企画実行委員会海上リーダーから 参加団員にJTB「旅のしおり」が配付され、重要項目の説明があった。今後のキャンセルに対しては所定のキャンセルフィーが発生する。予定変更の場合、速やかに海上リーダー(吉里)へ連絡ください。
*吉里幹事長から
・8月15日(水)は、中央電気倶楽部お盆休館のため、アルマ練習はありません。従って次回練習は、8月18日(土)13時〜17時となります。なお、当日17時から、団員総会。その後、富士見演奏旅行説明会開催の予定です。
・先週開催を予告した「アルマ委員会(メールによる)」に関して、議案の「第56回定演特別会計決算案」については、決算内容に若干見直しが必要となったため議案提出を延期します。新たに「富士見演奏旅行予算案」及び「米国演奏旅行中止(延期)に伴う費用処置案」、「ANCORの会アルマ決算案」を議案とする予定です。
・近い内に「富士見詩のフォーラム・アルマプログラム」及び「プレス用資料」を併せて、お送りします。

【3.配付資料等】上記富士見演奏旅行「旅のしおり」(参加者のみ)  

【4.出席者数】(会場:5階大ホール) 
T1:10名 T2:12名  B1:13名  B2:15名  合計:50名

【5.次回(8月18日(土)練習内容】
前半:太田指揮者による「心の四季」。「2 みずすまし」を中心に練習。
後半:上床指揮者による「樅の樹の歌」他、富士見での演奏曲全曲。
以上