「スリーハートの丘」訪問演奏の記(2019.12.2)

私たちAES(アルマ・エイト・セブンティーズ)は、2019年12月2日(月)、大阪南郊の河内長野市にある養護老人ホーム「スリーハートの丘」を訪問し、入所者の皆様とともにクリスマス音楽会を楽しみました。

AESでは今年4回目の、通算では26回目の施設訪問演奏です。

定刻を前に、明るく瀟洒な玄関を入ってすぐのロビーに三々五々入所者の方々がお集まりになり、午後2時に演奏を開始。
クリスマス音楽会のPart1は、AESのオープニング曲の定番「見上げてごらん 夜の星を」に始まり、「銀色の道」「リンゴの歌」「瀬戸の花嫁」「北国の春」と、かつての一時期、日本国中を風靡した懐かしい曲の数々です。

お聴きくださっている皆様も自然に口を動かして、ともに口ずさんでくださいました。


Part2は、AESの持ち歌の数々をお聴きいただきました。

蛙のお面と手袋をつけて身振り手振りよろしくハモる「筑波山麓合唱団」、バスガイドやバスを邪魔する牛の演技をいれた「田舎のバス」、森繁久弥ばりのソロが入る「知床旅情」の3曲です。

バスガイドと牛の絶妙な演技に、笑いと拍手が沸き起こりました。


Part3は、サンタクロースの三角帽子を被って、いよいよクリスマスソングです。

私たちだけで歌う「White X’mas」をお聴きいただいた後、B1小寺祥雄さんのリードによって、会場の全員で「赤鼻のトナカイ」「もろびとこぞりて」を、そしてトナカイが曳くそりの鈴の音を響かせながらにぎやかに「ジングルベル」を歌い、敬虔に「きよしこの夜」でクリスマスソングを締めくくりました。


最後に「はるかな友に」を、そして「さようなら皆様」を歌いながら、スリーハートの丘に別れを告げました。
夕闇があたりを包む頃、予約してあった居酒屋でAES忘年会代わりの打ち上げパーティーを開き、養護老人施設の皆様とともに歌を通じて楽しく過ごすことができた幸せをかみしめながら今日のひと日を終えることができました。  (記・増田 博)