平成27年2月7日
2月 4日(水)練習内容・連絡事項報告書
林 茂紀
【1.練習内容】
(1) 18:20~18:40 梶田先生指導で「身体起こし」と「呼吸・発声」。その中で特に「息の流し方」が強調された。またそれは、曲の練習中にも随時触れられた。
・下顎をストンとおろすと軟口蓋が上がり、喉の奥が広がる。そこを口の中ではなく頭の上に向けて息を通してやる。そうして声を出すと、口の中ではなく頭全体で音が鳴る。
・田中先生の「Lou Lou・・・」はその練習にとても有効で、自分自身とても歌いやすくなった。
・その際「いい声」を出そうとせず、「いい音程」で「Lou」と出すことが大事。
・それを白鍵だけでやるのは、皆さんの身体に沁みこんだ調性にとらわれず、隣の音程を取っていく練習。特に「レ」や「ファ」から始まるもの。
・皆さんの調性感覚は合唱をやる上で絶対必要なものだが、もっといろんな音楽をやっていく上で、パートの音を横の線で取っていくのにこの練習は有効。
(2) 18:40~20:50
「朧月夜」「紅葉」(最後に「雪」も少し)の練習を集中的にやった。その中で指摘された点を以下に列記する。
「朧月夜」
・「なのは→な」「いり→ひ」「みわた→す」「かす→み」など付点4分音符から8分音符へのリズムがちゃんと前に進んでいくように歌うこと。
・母音が「イ」「ウ」「エ」になる音は、平べったく詰まる音になりやすい。口の奥を開き息を上に抜くように流して発音するようにしたい。「みれば」「ゆうづき」「におい」「かすめる」など。
・P6から7へのB系「そーらーを」がぼやける。はっきり入るように。
・P8から9へ(AsDurに変調)「M―」「A ―」の動きの練習。息が流れるように歌うこと(特にB2は臨時記号付きの音に注意しながら)。
・ラスト52小節のrall.から「だんだん遅く」していく。「づきよー」T2の上「ド音」をしっかりひびかせたい。
「紅葉」
・この曲でも特に「エ音」が平べったくならないように注意された。「かえーでーやー」
・P18 14小節目のF音(B1)15小節目のH音(B2)は大事。
「やまのふもとの」ではT1T2の旋律に「ふ」でB1、「の」でB2が合流する。そこを意識してきれいにやりたい。特にB2は臨時記号付きの音の動きを何度も練習。
・20小節目からすぐ2番の歌になる(5小節目へ戻って)ので注意。
・(なお12小節ラストB系の譜に記された調記号は間違っているので惑わされぬようにとの指摘あり)
・P19では各声部以下の点を注意して練習した。
(T1)「みーずの」全て同音。「うえにも」から1オクターブ上がること。
(T2)やはり「うえにも」で1オクターブ上がる。その後の「おるにしき」臨時記号付き音に注意。
(B1、B2)21小節からの「A―」臨時記号付きの動きの練習。26小節目「も」の音に注意。
・P20から21にある「B.O.」については「開口母音で」とある。田中先生の指示を待ちたい。
・P22では「ふもとーのー」B2の動きで1音ごとに音色が変わっていく。そこを意識して歌う。
T2の48→49小節の「A―」は1音上がるだけ(A音→Hと同音)。
・最後2回ある「A―」の音の動きと響き合いを何度も練習した。
・18日には自由練習の時間に、できれば「雪」を練習して田中先生に渡したい。
【2.連絡事項】
*吉里幹事長からの諸連絡事項
①次週(2月11日(水休日)の練習は、午後1時から5時、中央電気倶楽部5階ホール。当日は、全館休館のため●正面玄関は閉鎖されていますので、建物西側の通用口利用してください(中央電気倶楽部正面玄関前から、四つ橋筋を背に(西に向かって)歩き、1筋目を建物沿いに左折(南へ)、すぐの左側)
●【変更】会場係谷野さんの調整により、練習場所を、暖房の入る「513号室」に変更してただきました。
②「団員勧誘カード」本日提出締め切り。また、本年版団員勧誘チラシができましたのでご活用ください。
③「ANCORの会」参加(アルマS・合同S・打上)調査中。次週までに各パートマネージャーまで。
入場券・チラシは、申し込みに基づき追ってお渡しします。
④森崎総務委員から、アルマ団員住所録及び団員目簿が送信された。各自内容を確認ください。修正点等があれば森崎さんまで。
*演奏会情報
①梶田先生:「<山羊の会>の会」3月28日・19時開演・京都市北文化H
②竹山さん:「神戸高校1962合唱団演奏会」4月25日・2時開演・神戸市灘区民H
【3.配付資料等】
「団員勧誘チラシ」。上記2演奏会チラシ
【4.出席者数】
T1:10名、T2:13名、B1:12名、B2:12名、合計:47名
【5.次週 2月11日の練習曲】
「草野心平の詩から」3「金魚」4「雨」(上床指揮者)
「海の詩」から 1「海はなかった」4「海の匂い」(鮎川指揮者)
以上